2017年3月30日木曜日

リカバリーカレッジの研究ウェブサイトができました

こちらに少しずつアップしていこうと思っていたリカバリーカレッジにまつわるあれこれですが、リカバリーカレッジの研究のウェブサイトの中にこういった情報をアップしていくページを作りました。
http://recoverycollege-research.jp/category/arekore/

このブログはしばらくはこのままにしておきますし、またこちらで再開もするかもしれませんが、しばらく更新は上記のウェブサイト上で行っていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

2016年10月21日金曜日

リカバリーカレッジの出資者

イギリスのリカバリーカレッジは、その地域のNHSにより運営(?出資?)されていることが多いけれども、NHSと他の組織のパートナーシップで運営されているリカバリーカレッジや、NHS以外の基金により運営されているカレッジなどがある。

NHSと他の組織のパートナーシップで運営されているリカバリーカレッジの例:
Sussex Recovery College
https://www.sussexrecoverycollege.org.uk/

Sussex Recovery Collegeのウェブサイトでは↓こんな風にたくさんの組織のロゴマークが(2016年10月20日アクセス)。


ちなみに、Sussex Recovery Collegeは、たくさんの場所で講座が提供されている。コースはBrighton and HoveとEast SussexとWest Sussexに分かれている。

2016年9月30日金曜日

イギリスのリカバリーカレッジ

英国のリカバリーカレッジについて、メモ。

英国最初のリカバリーカレッジ
South West London Recovery College 
http://www.swlstg-tr.nhs.uk/south-west-london-recovery-college
開始:2010年9月から 
(出典:http://www.swlstg-tr.nhs.uk/recovery-college-who-we-are

英国2番目
Nottingham Recovery College
http://www.nottinghamshirehealthcare.nhs.uk/nottingham-recovery-college
開始:2011年
(出典:http://www.nottinghamshirehealthcare.nhs.uk/recovery-blog/how-does-a-recovery-college-make-a-difference-1504 この中の文章ではSouth West Londonは2009年開始となっている)

英国3番目
CNWL Recovery & Wellbeing College (元の名はCNWL Recovery College)
http://www.cnwl.nhs.uk/recovery-college/
CNWL = Central North West London
開始:2012年4月
(出典:http://www.cnwl.nhs.uk/recovery-college/


英国では、2016年7月にイングランドだけで35のリカバリーカレッジがある。
(ImROC http://imroc.org/ の方からの私信で宮本確認)

201609

リカバリーカレッジの特徴(宮本の考えるもの)
1. 「学び」からリカバリーに取り組む
従来の医療福祉モデルとは異なる
2. 当事者と専門職の力を合わせる (Co-production=共同制作)
自分で選択して学んだり楽しんだりする場。

処方されたり、何かを覚えさせられたり教育されたりするのではなく、自分で学びたいこと、参加したいものを選ぶ。
支援の対象者としてサービスを利用するのではなく、カレッジで提供される講義の受講者として参加する。

リカバリーカレッジの運営や、講義の企画、進行は、イギリスでは全て当事者と専門職の力を合わせてなされている。

2016年5月26日木曜日

20160526Mtg

リカバリーカレッジ
教えられる場ではなく、
自分がしたいと思えることを試してみることのできる場 

マインドフルネスも教えてもらうのではなくて、やってみようかなと思ったら体験してみる、というような。 
なので、誰か講師に来てもらうというよりも マインドフルネスのガイドのCDなどをかけて、
スタッフ(ピアトレーナーも専門職トレーナーも)も、 試してみることのできるような。 
Co-productionだし。

音はマインドフルになりやすいかも。

自分はこれをするとマインドフルになりやすいものを持ち寄って、ただやる。
そこで紹介する必要はない。
ただ、やるだけ。
たとえば、編み物とか、塗り絵とか、写経とか、掃除、食器洗い、お茶、コーヒーを淹れる、音楽、

その心(コンセプトなど)は
1.協働。学生とか講師とか垣根なくみなが持ってくる→対等。
2.主体性。自分で選んだ、自分にいいと思うことを自分でやる。
3.他の人のものを見ることで、自分の視野、選択肢が広げる。
4.頭を使わない、言語を使うと頭を使ってしまうのであれこれ説明しない。
5.マインドフルネスは、クラスの中だけでなく、日常の中
6.場がマインドフルであることの力。


心静かになれることをやる、というような言葉。

エビデンス、とか、ガイドライン、とかやり方、とかマインドフルネスとか
そのような言葉を使うと頭が動いてしまう。

自分で選んだ治療は効果が高い。
ということを知っていることは大事だけれど、
あれこれ説明をする、効能を伝えるのではなく、自分たちがそれを感じていればよい?

それから ピアトレーナーとか専門職トレーナーという言い方なども今後検討が必要である。


このブログ
ほかのRCに関心のあるかもしれない人にも読んでもらうとうれしいかも。